1歳のお祝い行事♪選び取りとは?方法と準備するもの
1歳記念未分類1歳の誕生日に、日本でお祝いされてきた伝統的な記念行事『選び取り』は知っていますか?一升餅を背負わせて「一生食べ物に困らないように」という願いを込めてお祝いする行事と共に、「将来の職業や才能について占う」『選び取り』という記念行事があります。今回は、選び取りについて必要なアイテムや楽しみ方についてご説明します。
選び取りとは?基本的なやり方を紹介。
・選び取りのアイテムの準備は?
選び取りのアイテムは、実物を用意する方法、手作りで選び取りのカードを作る方法、写真やイラストが描いてあるカードを購入して準備するなどの方法があります。あまりアイテムをたくさん準備しすぎてもお子さんが迷ってしまうため、アイテム数に制限はないにしても5〜9個くらいに厳選するのがおすすめです。
実際のアイテムを使うと、何を選んだかがパッとみてわかりやすく、写真映えしやすいです。
・選び取りの流れとそれぞれの手順
まず、選び取りのアイテムを準備したら、アイテムを床に並べていきます。その後、少し離れた場所に赤ちゃんを座らせます。
赤ちゃんがどのアイテムに興味を持ってくれるかを観察しましょう。なかなか赤ちゃんが動かない時は、みんなで声をかけて誘導してあげてください。
実際に赤ちゃんがどのように選び取ったと判断するのかを、パパママで話して決めておきましょう。複数のアイテムをおいている場合、「最初に手に取ったアイテム」を選んだとするのか、「触っている時間が長かったアイテム」を選んだとするのかなど、選び取った基準にはっきりとした決まりはありませんのでご家族で決めておきましょう。
・注意点は?
アイテムを選んだ時に、危険なものがないか改めて確認してから使用することが大切です。。
実際のはさみだと先が尖っていたりすることもあります。カバーをつけたりテープを巻いたりして安全を確認しておきましょう。また、お金などを準備したときに、赤ちゃんが触れたりする場面で衛生的に気になる場合は、ビニール袋に入れておいても良いかと思います。
また、準備するアイテムの中にいつも遊んでいるおもちゃがあると、お子さんが無条件にそのアイテムに手を伸ばしてしまい、選んでしまうことがあるため、公平でなくなる可能性もあります。ですので、お気に入りのアイテムは使わないように気をつけましょう。
選び取りをする際は、広いスペースで行いましょう。近くに椅子や障害物などがあると、移動の際にうっかりぶつかってしまったりといったこともありますので、十分スペースを確保して行うことも大切です。また、選び取りに使用するアイテム以外は床に置かずに片付けておきましょう。選び取りがスムーズに行くように、関係のないものにお子さんが興味を惹かれないように準備しておきましょう。
定番の3つのアイテムをご紹介
①筆(ペン)
筆を選んだ時は、知識や勉強を表しています。勉強家に育つ、小説家などの物書きの才能、学者になるなど、勤勉な子に育つようにとの願いや意味を持たせる方が多いようです。また、クレヨンや絵筆で用意した場合は、芸術的な才能を持った子に育つようにという意味合いが込められています。
②お金(財布)
お金をお子さまが選んだ場合は、その通りお金を持つことを意味します。生涯お金に困ることがないように、将来裕福になるようにという願いが込められています。
③そろばん(電卓)
そろばん(電卓)を選んだ時は、数字・計算に強い子に育つことも意味し、商売繁盛の願いや将来手に職をつけるという意味があります。
選び取りその他のアイテムは?
アイテムは絶対にこれ!というふうに決められているわけではありません。自由に準備してOKです!定番以外にもよく準備されているアイテムの意味もご紹介します。
④箸・スプーン
箸やスプーンを選んだ時は、生涯食べ物に困らない、料理上手になる、食に関する仕事に就くという意味があります。
⑤絵の具・クレヨン
絵の具やクレヨンは、絵や芸術の才能を表していて、芸術性に優れていて、将来芸術家やアーティストになるという意味があります。
⑥ボール(野球ボール、サッカーボールなどの)
ボールを選んだ時は、運動神経に秀でた子に育つという意味があり、将来スポーツ選手になる、スポーツ関係の仕事に就くという意味があります。
⑦タブレット・スマートフォン
タブレットやスマートフォン、PCなどを選んだ場合は、先進性に優れた子になることを意味し、将来優れたビジネスマンやITの起業家になるという意味があります。
⑧鏡
お子さんが鏡を選んだ場合は、センスがよい子に育つ・おしゃれな子に育つなどの意味があります。鏡の代わりに身の回りを整える、ヘアブラシなどを使用する場合も多いようです。
まとめ
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