子どもの成長を祝う七五三は、言葉では言い表せない感無量な気持ちになります。
七五三の神社選びのポイントと注意点とは?参拝マナーも解説
七五三そんな成長の1シーンと家族にとって大切な思い出になるように、入念に準備をしておきましょう。
そもそもお参りはどんな準備をすればいいのか、しきたりやマナーについてよく知らないママパパが多いのではないでしょうか?
今回は、七五三参りの基本的なマナーから神社選びの注意点をご紹介します。
七五三お参り場所とマナー
神社とお寺はどっちが正解?
お参りは、神社でもお寺でもどちらでも可能です。
神社は「子どもが無事に成長できたこと」、お寺は仏様やご先祖の霊が子どもを守ると言われているため「子どもの成長を仏様や先祖に感謝する」意味があります。
子どもの成長に感謝して、祝う気持ちが何より大切です。
ママパパが子どものために選んだ場所こそが、正解と言えるでしょう。
お参り時期に決まりはある?
七五三は、毎年11月15日です。
最近は、七五三時期に関係なく、通年を通してお参りするご家族も増えてきました。
日程や六曜に特にこだわりがないのであれば、ご家族の都合が合う日や気候的に過ごしやすい時期にお参りことがオススメです。
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お参りには誰を呼ぶ?
祖父母さまなど、お子さまの成長を一緒にお祝いしたい方に声をかけましょう。
お参り先によっては、予約をする際に参加人数を伝える必要がある場合があります。
七五三シーズンは他の参拝の人たちも多くいるので、人数が多くなる場合はお食事会から参加などしておくと良いですよ。
七五三お参り神社の選択肢
七五三はお子さんのこれまでの健康と感謝、これからの成長を願う思いが込めてお参りをしに行きます。
ですが、近場な神社やお寺、有名な神社やお寺とさまざま存在します。
「選択肢がありすぎて選ぶことができない!」と焦っていませんか?
さて次は、一般的に多いお参り神社を決める選択理由を見ていきましょう。
①お宮詣りをした神社
お宮参りと同じ場所にお参りに行くと、生まれた時からずっと見守ってくれているような安心感があります。
ご家族によっては、安産祈願・お宮詣り・七五三と、ずっと同じ場所に参拝するご家族もあるようです。
同じ場所で同じポーズで撮影すると、お子さんが成長して写真を見た時に良い思い出になりますよ。
②自宅近くの神社(氏神さま)
一般的に、七五三のお参りは自宅近くにある氏神さまにお参りに行くとされています。
様々な説がありますが、体力面や移動の負担を考え近場にお参りに行くのが子どものためとなります。
慣れ親しんだ地域となるので、交通状況もわかりママパパの負担も少ないという利点もあります。
着慣れない晴れ着姿で勝手が分からない場所まで移動するのは、大人でも大変なことです。
③名が知られた有名な神社
祖父母さま以外の親戚も呼んで参拝に行くというご家族もいるかもしれません。
そんな時は、誰もが知る有名な場所に参拝すると、集合しやすく便利です。
しかし、有名な参拝先は、七五三以外にもたくさんの人が参拝します。
駐車場が空いていない、参拝予約が取れない、人混みでの疲れなど、大きな場所ならではの大変さがあるので注意が必要です。
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七五三お参り神社選びのポイントと注意点
お参り神社の選択肢をご紹介しましたが、今度は神社選びのポイントをご紹介します。
どんな点に気をつけて選ぶと良いのか、注意点を交えて見ていきましょう!
①駐車場があるかどうか
着付けが完了した後は、基本的に車移動になるかと思います。
また、祖父母さまが別で移動する場合は、神社に駐車場があるかどうかの確認が必要です。
もし、神社の敷地内にない場合も近くに駐車場があるかを調べて伝えておきましょう。
着物を着て電車やバスの移動は難しいので、車移動を頭に入れておきましょう。
②駐車場から本殿までの距離は?
ママパパが一番見落としがちな点といえます。
特に有名な神社の場合、駐車場から本殿までの距離が長く、また階段が多いケールがあります。
お子さんは慣れない着物に加え、慣れない草履を履いているため、歩く距離が長ければ長いほど疲れてぐずってしまいます。
そうなるとせっかくの七五三が楽しいイベントで無くなってしまうので、道中が歩きやすいかどうかは最重要と言えます。
③写真撮影の許可がもらえる?
お参り先でのロケーション撮影を考えている場合、神社によってカメラマンの写真撮影が禁止されていたり、事前申請や撮影料が必要な場合があります。
当日の現地で焦らないように、必ずお参り先に撮影が可能かどうか事前確認をしておきましょう。
また、お参り先のほとんどは屋根が無いため雨天時の撮影が難しくなります。
天候が悪い事も考慮して、お参り先やロケ撮影にするかを検討しましょう。
まとめ
大切なお子さんの七五三を楽しい時間にしてあげたいと思う親心は変わりません。
当日の流れを想像して準備するだけで回避できる事もあるので、事前の確認をしておきましょう。
七五三当日に「あれ?」「ちゃんと考えておけばよかった。。」とならないことを願っています。
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