5歳七五三で羽織袴を着る時に必要なものは?よくあるトラブルの対処法
七五三5歳の七五三と言えば、男の子の《袴着の儀》が一般的です。
お子さんの成長を祈るとともに、大人になっていく一歩を踏み出すという願いも含まれています。
《袴着の儀》こそ、袴を着せたいと思うママパパの為に、袴に関する情報をお届けします!
七五三の羽織袴に必要なもの、アドバイス
七五三で欠かせない衣装。
3歳の時よりお兄ちゃんになり、羽織袴のスタイルがより成長を感じさせてくれます。
兄弟や親戚の着物をお下がりで使用する場合や、購入して使用する場合もあるので、足りないものがないように羽織袴に必要なアイテムをご紹介します。
羽織袴に必要なもの
和装は、洋服よりも色々と必要な小物があります。
小物は、目や耳にする事が少なく、馴染みがないですが、羽織袴を着こなす為には欠かせません。
確認をしつつ漏れないように準備をしましょう。
- ▷着物(中着)
- ▷羽織
- ▷袴
- ▷袴帯(角帯)
- ▷長襦袢
- ▷腰ひも(4本~5本)
- ▷懐剣
- ▷お守り
- ▷羽織紐(ふさ)
- ▷扇子
- ▷足袋
- ▷お草履
着物着付けのアドバイス
▷保温性のある7部丈の肌着
七五三のシーズンは、寒い時期になるので保温性のある肌着の準備がおすすめ!
長袖の場合、着物の袖口から肌着が見えてしまうので7部丈か半袖を準備しておきましょう。
▷白の靴下
履き慣れない足袋を嫌がるお子さんもいます。
そんな時、白い靴下を持っていると写真に映った時も目立たないのでおすすめです!
▷着物を見える所に飾っておく
お子さんの目に触れる場所に着物を出しておくと、何度も眺め事てワクワク感が高まり心の準備につながります☆
着物のシワも伸びるので、七五三の数日前、撮影の数日前には出して準備をしておきましょう。
レンタルの場合は、着物を着た子の写真を一緒に見てイメージを伝えておくといいですよ!
羽織袴の柄の意味
近年ではいろいろな柄の羽織がありますが、古典柄の羽織には一つひとつ意味があります。
代表的な柄と意味をご紹介します。
▷鷹
鷹の遠くまで見渡せる目は、「本質を見抜き、先を見通す眼力」を、
獲物を捕らえる鋭い爪は、一度つかんだ運や幸運を離さないという意味を表しています。
▷兜
重要な頭を守る道具である事から「邪気や災いから守られますように」という願いが込められています。
また、豪華な飾りのある兜は権威と高い地位の象徴しています。
▷軍配
リーダーのように、知力や体力、決断力や行動力を持ち、人生の節目で、より良い方向へ進めるようにという想いを表しています。
写真撮影に必要な準備、便利アイテム
5歳の七五三も定番の写真撮影。
写真スタジオ側からの視点で写真撮影に必要な準備やあると便利なアイテムをご紹介します
是非ご参考下さい。
イメージトレーニング
いつもと違う環境というのは、大人でも緊張するものなので子どもにしたら尚更です!
そこで、事前のイメージトレーニングと心構え重要です。
七五三撮影の数日前から「かっこいい着物を着て写真撮ろうね」と着物を着たこの画像を一緒にチェックして、撮影に向けてモチベーションを家族で上げていきましょう!
千歳飴を持ったポーズの練習
定番ポーズとも言える千歳飴を持ったポーズ。
恥ずかしさから、一人で立つのを拒み隠れてしまうお子さんもいます。
「このポーズが撮れたら、遊べるよ!」と楽しみが待っていることを伝えて、七五三が楽しい時間になるよう協力をお願いします!
撮影の際にあると便利なアイテム
▷お気に入りのおもちゃ
見慣れたおもちゃがあるだけで、子どもは安心します。
いつも遊んでいるおもちゃなら、少しくらい一緒に写真に映っても思い出として残せるのでおすすめです!
▷ドリンクや一口サイズのラムネなど
七五三を頑張るお子さんへご褒美を準備しておきましょう。
チョコやガム、棒付きアメは着物を汚してしま雨かもしれないので、ひと口で食べられるサイズのラムネなどがオススメです。
ドリンクは、色の濃いジュースなどは避けましょう。
ペットボトルの場合はストロー付きのキャップを用意しておくと便利ですよ!
七五三の事前準備は、羽織袴の他にもたくさんあります。
時期が集中する為、予約が取りづらかったりと焦る気持ちがあるかと思いますが、一つ一つ確実に片付けていくのが大切です。
事前予約や確認が必要な事柄を見ていきましょう。
お参り神社の確認
お参りの方針は、神社やお寺によって異なります。
一般的には、事前予約などなく、来た順番に受付をしてご祈願となります。
祖父母さまや赤ちゃん連れの場合、可能であれば自宅からお参り先までの距離や駐車場から本殿までの歩く距離を下見しておくといいですよ。
お子さんと一緒に行く事で、当日に自分で歩けるかどうかわかるので、是非一緒に足を運んでみて下さい。
着付けの確認
着付けを誰にしてもらうのかきちんと確認しておきましょう。
羽織袴の場合、着せ慣れていないと着崩れる可能性があるので、可能であればプロに依頼することをオススメします。
知り合いにお願いする場合は、撮影やお参り時間に合わせて仕上がるよう時間も伝えておきましょう。
シーズン中は美容室もフォトスタジオも、予約が取りにくくなるので、早めに予約を入れておくと安心です!
祖父母さまへの連絡
日程や時間、神社の場所などの情報を事前に伝えることが大切です。
着付けをお店に依頼する場合、子どもの機嫌次第で着付け時間が長くなる可能性がある事も伝えておきましょう。
また、どんな服装で行くのかを確認しておくと統一感があっておすすめです。
まとめ
いかがでしたでしたでしょうか?
5歳の七五三が、お子さんにとって家族にとって楽しい思い出になるよう願っています!
↓手持ちの着物を使用する際の注意点は?こちらの記事も是非ご参考下さい↓
『七五三の準備は大丈夫?着物を持ち込むときに注意したい事とは?』 『七五三の肩上げをしよう!自宅で出来る簡単な方法を紹介』 『七五三の腰上げをしよう!自宅で出来る簡単な方法を紹介』